「正の数と負の数」って初めて触れるんです。
中学校に入ったら、算数は数学へと切り替わりまして「正の数と負の数」という単元が現れます。大人になったら、「-(マイナス)」なんて概念、嫌というほど出てきますよね(笑) 仕事や家計などで、たびたび登場する(してほしくないですが…)考え方ですが、引き算以外で「-(マイナス)」が頭にくっついてくるとか、掛け算では「-と-で+」だとか、何か暗号のような暗記のような、とにかく子供たちにとっては目新しくて、分かってるつもり進んでも、実は分かっていなかったという事が往々にしてございます。そうなんです、意外と「難しい」んです!
何事も、スタートダッシュが肝心ですよね!
中1の数学の単元では、ほとんどこの「正の数と負の数」の概念からスタートします。1学期のうちは、中学校の先生も比較的ゆっくりめに進んでくれますので、それまでの間のスタート前の部分で完全に理解しきってから、中学校の授業で復習していく、というスタイルに持ち込むことで、明らかなダッシュ力の差が生まれます。「準備」は大事です。スポーツではみな、当たり前のように準備運動をしてから競技に入りますが、こと勉強となると準備運動は考えなかったりしますから、この予習の概念は別に「塾」でなくても構いませんので、少し教えてあげるだけでも子供たちにとっては、いいスタートを切ることができる材料になるはずですよ ♪